オットー ヴィルマン(英語表記)Otto Willmann

20世紀西洋人名事典 「オットー ヴィルマン」の解説

オットー ヴィルマン
Otto Willmann


1839.4.24 - 1920.7.1
ドイツの教育学者,哲学者。
元・プラハ大学哲学・教育学教授
レシュノ(ポーランド)生まれ。
ブレスラウベルリンで勉強し、さらに1863年T.ツィラーに教育学を学び、’72年からプラハ大学の哲学・教育学の教授となる。1907年「キリスト教教育科学協会」を結成し、カトリック教育学の組織化をはかる。教育学を哲学的・社会科学的・歴史的に基礎づけ、人間の全人的の育成を説き、その教育理論はヨーロッパ人の思想に大きな影響を与え、ヘルバルト教育学の権威となる。著書に「形成論としての教授法」2巻(’82年、’89年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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