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オニヒトデ オニヒトデ Acanthaster planci; crown-of-thorns starfish

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オニヒトデ
オニヒトデ
Acanthaster planci; crown-of-thorns starfish

棘皮動物門ヒトデ綱有棘目オニヒトデ科。多腕形で,腕は 13~16本あり,長さは約 30cm。背面に3~6cmの鋭い毒棘を多数もつ。サンゴ礁に多くみられ,サンゴポリプを食べてサンゴを枯死させ,大害を与える。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

オニヒトデ

大西洋を除く世界各地のサンゴ礁に生息。成体は30~60センチ。腕と全身に猛毒のトゲを持つ。サンゴの先端の軟らかい部分(ポリプ)を食べる。鹿児島などでは近年、大量発生が問題になっており、サンゴ白化の原因とされる。

(2011-12-07 朝日新聞 朝刊 鹿児島全県 2地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オニヒトデ
おにひとで / 鬼海星
[学]Acanthaster planci

棘皮(きょくひ)動物門ヒトデ綱オニヒトデ科に属する海産動物。体は大きくて体表に鋭い棘(とげ)が多数生え、みるからに奇怪なヒトデ。直径は20センチメートル以上にもなり、腕は11~16本ある。棘は2センチメートル近くあり、表皮に毒腺(どくせん)があるので触れると危険である。体色は青灰色、黄褐色、赤褐色など個体差があるが、棘の先は赤橙(せきとう)色を帯びる。胃を膨らませて口から外へ押し出し、サンゴ礁のイシサンゴの軟体部を溶かして食べる習性がある。異常発生することがあり、一時期、オーストラリア、ミクロネシア、沖縄のサンゴ礁が荒廃の危機に面した。その原因については環境汚染説も唱えられたが、むしろ周期的な自然発生によるものとの説が有力である。分布は、西太平洋からインド洋にかけてのサンゴ礁海域で、日本近海では紀伊半島南端の生息の記録が北限である。[重井陸夫]

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世界大百科事典内のオニヒトデの言及

【サンゴ礁(珊瑚礁)】より

… 1978‐79年の環境庁の調査によると,日本にはサンゴ礁が約8万7000haあり,その大部分が沖縄県にある。近年,海の汚染,埋立て,オニヒトデの食害などによるサンゴ礁の消滅がみられ,奄美諸島,沖縄諸島で著しい。1960‐70年ごろ,オニヒトデがオーストラリアのグレート・バリア・リーフをはじめ,太平洋の熱帯の多くのサンゴ礁で大発生した。…

【ヒトデ(海星∥人手)】より

…ヒトデ綱Asteroideaに属する棘皮(きよくひ)動物の総称,またはそのうちの1種を指す。
[ヒトデ綱]
 世界で約2000種,日本にはヒトデ,スナヒトデ(イラスト),モミジガイ(イラスト),ホシヒトデ,カワテブクロ,アカヒトデ(イラスト),アオヒトデイトマキヒトデ(イラスト),オニヒトデ(イラスト),ニチリンヒトデ,タコヒトデヤツデヒトデ(イラスト),マンジュウヒトデなど280種ほどが生息する。すべて海産で,淡水にすむものはいない。…

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