日本大百科全書(ニッポニカ) 「オマル」の意味・わかりやすい解説 おまるおまる / 御虎子 排泄(はいせつ)する意の動詞「まる」からきた便器の古称。木製の浅い桶(おけ)で小判形をしていたため、小判を虎(とら)の子とよんだところから虎子の字があてられたという。現在では室内に置かれるものをいうことが多い。形は丸い壺(つぼ)形、楕円(だえん)形、長方形のものなどがあり、材質も金属、プラスチック、木材などが組み合わされていて、椅子(いす)式のものが多い。子供用には動物の形をしたもの、取っ手や握りのついているもの、携帯用のものなどがあり、6、7か月を過ぎ、お座りができるようになってから使用する。[山崖俊子] オマルおまる →ウマル 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のオマルの言及 【ウマル[1世]】より …イスラムのパウロとも称され,イスラム国家の真の建設者。オマルともよばれる。初めメッカで預言者ムハンマドを迫害したが,改悛してムスリムとなった。… ※「オマル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by