オーストラリアンキャピタルテリトリー(読み)おーすとらりあんきゃぴたるてりとりー(その他表記)Australian Capital Territory

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

オーストラリアン・キャピタル・テリトリー
おーすとらりあんきゃぴたるてりとりー
Australian Capital Territory

オーストラリアの首都キャンベラを含む連邦政府直轄地区。「首都特別地区」と訳される。面積2400平方キロメートル、人口31万1947(2001)。キャンベラおよび周辺の農牧業地帯、水源地帯を主体に、海軍施設のある東海岸のジャービス・ベイ地区を含む。地方自治体はなく、土地もすべて国有地であるなど、行政方式は他州と異なる。1911年に設定された。

[谷内 達]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

オーストラリアンキャピタルテリトリー
Australian Capital Territory

オーストラリア南東部にある連邦政府直轄地区。連邦首都を設置するため 1911年にニューサウスウェールズ州からの割譲により成立。キャンベラおよびその水源地帯,若干集落を含む周辺の農牧地帯,東海岸のジャービスベイ地区から成る。面積 2432km2。人口 28万 85 (1991推計) 。

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