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オーデイオン ōdeion

大辞林 第三版の解説

オーデイオン【ōdeion】

古代ギリシャ時代にペリクレスがアテネに建てた音楽堂の名称。のちに屋根付き小劇場一般をさすようになる。オデオン。

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世界大百科事典 第2版の解説

オーデイオン【ōdeion】

ギリシア・ローマ時代,詠唱や演奏に用いられた建物。ラテン語ではオデウムodeumという。ペリクレスが前442年にアテネに建てたオーデイオンは,63.4m×41.5mの多柱広間であったが,ローマ時代のオーデイオンは内部に同心円弧状の階段式観客席を設け,劇場と大差のない造り方になった。ただ,オーデイオンは原則として屋根があるため,概して劇場より小規模で,屋根を支える長方形の壁の中に収められるのが普通である。

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世界大百科事典内のオーデイオンの言及

【ギリシア美術】より

…ギリシア美術とは,クレタ・ミュケナイ美術衰退後の前1000年ころから前1世紀末ころにかけて,ギリシア本土,南イタリア,エーゲ海周辺地方などで栄えた美術をさしていう。前12世紀ころからしだいにギリシアに侵入したドリス人は,先住のアカイア人の勢力をペロポネソス半島から駆逐し,クレタ的色彩の濃いミュケナイ文明の美術を完全に破壊した。こうしてギリシアは長い文化的暗黒時代に入ったが,この期間にギリシア人は自己の民族性に根ざした新しい美術を徐々につくり始めた。…

※「オーデイオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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