カイザイク(貝細工)(読み)カイザイク(英語表記)Ammobium alatum; winged everlasting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カイザイク(貝細工)」の意味・わかりやすい解説

カイザイク(貝細工)
カイザイク
Ammobium alatum; winged everlasting

キク科多年草で,オーストラリア西部原産。高さ 60~80cmで茎には鰭のような翼がある。頭状花は径1~2.5cmで中心部には黄色の管状花が並び,周辺部に白くて光沢のある総包が取巻く。花全体が乾燥していて,そのままいわゆるドライフラワーとなる。なお,日本の園芸界では本種とは別属のムギワラギク (麦藁菊)カイザイクまたはアンモビュームの名で呼ぶことも多い。

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