カイマントカゲ(読み)かいまんとかげ(その他表記)caiman lizard

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カイマントカゲ」の意味・わかりやすい解説

カイマントカゲ
かいまんとかげ
caiman lizard
[学] Dracaena guianensis

爬虫(はちゅう)綱有鱗(ゆうりん)目テユウトカゲ科のトカゲ。南アメリカ北東部に分布する。全長1.2メートル、形態が小さなワニに似て、体背面は丸みを帯びた体鱗で覆われ、頸部(けいぶ)から胴にかけて数列の大形の鱗(うろこ)が並ぶ。尾は側扁(そくへん)しワニのような鱗板の配列となる。川や沼地から海岸近くの湿地にすみ、昼間はほとんど水中に潜み、夜間に行動する。主食巻き貝で、強いあごの丸い奥歯で砕き、注意深く殻を吐き出して食べる。

[松井孝爾]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む