カジミエシ セロツキ(英語表記)Kazimierz Serocki

20世紀西洋人名事典 「カジミエシ セロツキ」の解説

カジミエシ セロツキ
Kazimierz Serocki


1922.3.3 - 1981.1.9
ポーランドのピアノ奏者,作曲家。
トルニ生まれ。
シコルスキに作曲を師事し卒業後パリでN.ブーランジェに師事。1950年から2年間ピアニストとして演奏活動を行い、一方’49年「グループ49」を結成し作曲に意欲を示す。ロマン派的な「第一交響曲」(’52年)の後ピアノ曲「プレリュード組曲」(’52年)で12音技法を使用、’56年「ワルシャワの秋」現代音楽祭設立に協力、前衛的姿勢を示す。「エピソード」(59年’)、「申込み」(’63年)、「劇的物語」(’70年)等の作品がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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