カスケード単位(読み)カスケードたんい(英語表記)cascade unit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カスケード単位」の意味・わかりやすい解説

カスケード単位
カスケードたんい
cascade unit

高エネルギー電子陽電子光子がある物質中で制動放射によりエネルギーを失い,最初もっていたエネルギーが平均 1/e まで減少する物質層の厚さ ( e自然対数の底で 2.718…) 。放射長ともいう。宇宙線カスケードシャワー記述に使われる。1カスケード単位は鉛で 0.51cm,0℃,1気圧の空気で 340m,水で 37cmである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android