カチャーシー

百科事典マイペディア 「カチャーシー」の意味・わかりやすい解説

カチャーシー

沖縄諸島の速いテンポの即興的な踊りあるいはその曲調。〈掻合(かちゃ)ぁしゅん〉(かきまぜる,ごっちゃにする)の派生語。踊る手振りや曲調,座の雰囲気などからつけられたとされる。ところによっては舞(もー)やー,アッチャメーグヮーとも。さまざまな機会に,手拍子太鼓三線三板などにあわせて,一斉に,あるいは対になって(二向舞(たんかーもーい)),もしくは1人で次々と踊り,場を賑わす。裏拍に〈はと〉(指笛・舌笛)が加わると,踊りは最高潮となる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android