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カナー Leo Kanner

大辞林 第三版の解説

カナー【Leo Kanner】

1894~1981) アメリカの精神科医。児童精神医学における最初の専門的教科書を著した。また、早期幼児自閉症の症状を初めて報告。

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世界大百科事典 第2版の解説

カナー【Leo Kanner】

1894‐1981
アメリカ児童精神医学者。オーストリアの小都市コレコフに生まれ,ベルリン大学に学ぶ。卒業後,心臓の研究に従事していたが,1924年渡米,内科医を経てヘンリー・フィリップス研究所の特別研究員として精神医学の研鑽(けんさん)を積む。さらに,ジョンズ・ホプキンズ大学でA.マイヤー師事,能力を高く買われ,3年間の特別研究員の期限が切れた30年,同大学小児科病院(ハリエット・レーン・ホーム)にアメリカで最初の児童精神科部門を開設・主宰した。

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世界大百科事典内のカナーの言及

【自閉症】より

… 一方,児童精神医学の領域でも,著しい行動異常や情緒的混乱を示す子どもが自閉性ないし自閉思考を中心症状として児童分裂病childhood schizophreniaの名称のもとに記述,報告されるようになった。なかでもL.カナーは1943年に,それまで精神遅滞の枠内で扱われていたであろう子どもで,生後間もなくから著しい自閉を示す11例の児童を,感情的接触における自閉的障害autistic disturbance of affective contactとして報告し,翌年2例を追加して早期幼児自閉症early infantile autismの病名を与えた。これが今日,自閉症として広く知られている症候群である。…

※「カナー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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