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児童精神医学 じどうせいしんいがくchild psychiatry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

児童精神医学
じどうせいしんいがく
child psychiatry

小児ないし学童を対象とする精神医学。児童は発達の過程にあるので,その過程に即してみないと症状が理解できない。また,社会的,心理的にも独立した状態でないので,両親を中心とした家族との関係など,生活する場の状況の影響を強く受ける。そのために児童精神医学という領域が生れたが,成人の精神医学より歴史が浅く,20世紀に入って発達心理学発展に伴い,急速に進歩した。国際児童精神医学会は 1937年に発足した。

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世界大百科事典 第2版の解説

じどうせいしんいがく【児童精神医学 child psychiatry】

小児精神医学pediatric psychiatryともいう。単なる精神病や神経症ばかりでなく,広く児童の行動異常を精神医学の側面から理解し,治療的に対処する臨床医学の一分野。成人と同じタイプの児童の精神障害は,19世紀後半から20世紀にかけて多く報告されるようになったが,児童精神医学プロパーの活動の歴史は,20世紀初めアメリカで,それまで賞罰の対象でしかなかった少年非行を幼少時からの生い立ちや環境との相互作用から理解し,教育的,治療的にアプローチするようになったことに始まる。

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