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カラック船 カラックせん carrack

翻訳|carrack

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世界大百科事典 第2版の解説

カラックせん【カラック船 carrack】

14~16世紀にヨーロッパ全域で使われた大型帆船。北欧の横(四角)帆と,南欧の縦(三角)帆の長所を生かした帆装で,船体は南欧の合せ張りで造られている。船幅,竜骨(キール)長,主甲板の長さの比が基準として1:2:3で,ずんぐりとし,船首,船尾に高い楼閣をもつ。南欧に起源をもつといわれ,大航海時代スペインポルトガルで多用され,日本にも来航している。ナオ船naoカラックの別称で,C.コロンブスの乗船として知られているサンタマリア号もナオと呼ばれている。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のカラック船の言及

【大航海時代】より

…1400年ころから1650年ころまでの,ヨーロッパ人による海外進出が始まり,新旧両大陸におけるその勢力範囲が確定した時期をさす。〈地理上の発見〉の時代とも呼ぶ。
[背景]
 1300年ころの西ヨーロッパはビザンティン帝国支配下の地中海東部地域,マムルーク朝支配下の西アジア,エジプトに対して金,銀,銅,奴隷などを輸出し,絹織物などの手工業製品,香料などの東方の産物を輸入していた。この地中海東部地域を起点として地中海を西に向けて横断し,ジブラルタル海峡から大西洋に出て,ヨーロッパ大陸の海岸に沿って北上し,バルト海に入ってロシアに到達する海上貿易ルートが西ヨーロッパの国際経済の大動脈であった。…

【舟∥船】より

…人や物を乗せて水上を渡る乗物。これが一般的な定義であるが,現在では水面下を行動する潜水船や,空気圧によって水面上を浮上して走行するエアクッション船もあり,これらも広く船に含めている。慣例では,大型のものには〈船〉,ごく小さいものには〈舟〉を用いるのがふつうである。なお,法規上は〈船舶〉という語が使われる。
【船の歴史】
 ごく初期の舟には,大別して三つの構造様式がある。それは(1)丸木舟,(2)いかだ,(3)動物の革(皮)の舟である。…

※「カラック船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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