からつく

精選版 日本国語大辞典 「からつく」の意味・読み・例文・類語

から‐つ・く

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「つく」は接尾語 )
  2. からからに乾く。干からびる。
    1. [初出の実例]「乾鮭のからついて居る柱かな〈漱石〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・<著者>高浜虚子編〉)
  3. からからと音がする。
    1. [初出の実例]「寄麗に管の簾からつく〈水長〉 朔日(ついたち)の卯の時雨に晴あがり〈蓼素〉」(出典:俳諧・七柏集(1781)予が結び捨し仙府の嘉定菴は)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「からつく」の意味・わかりやすい解説

カラック
carrack

ナウまたはナオともいう。 15~16世紀の大航海時代に,長期航海に最適の船として活躍した帆船コロンブスマゼランをはじめ当時の探検航海やその後のヨーロッパ勢力の世界的進出に主用された。小は 100tから大は 500t以上のものもあり,普通,前檣 (ぜんしょう) と主檣に横帆を,後檣に三角帆を張る3檣の帆装で,順風時の帆走性能がよく,逆風帆走も可能な全装帆船であった。しかし 16世紀後半,より帆走性能を向上させたガレオンが出現してからは,次第に姿を消していった。

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