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カリセッケン(カリ石鹼) カリせっけん potash soap

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世界大百科事典 第2版の解説

カリせっけん【カリセッケン(カリ石鹼) potash soap】

高級脂肪酸カリウム塩からなる特殊なセッケンの一つ。軟質でのり状を呈するので軟セッケンsoft soapともいう。セッケンは油脂をアルカリでケン化し,グリセリンと脂肪酸アルカリ塩(セッケン)としてつくられるが,一般のセッケンはアルカリとして水酸化ナトリウムを使用し,ケン化反応後,塩析してセッケンとグリセリンを分離する。水酸化カリウムを用いたカリセッケンの場合には塩析が困難であるため,グリセリンとの混合状態のまま冷却,固化させる。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のカリセッケン(カリ石鹼)の言及

【セッケン(石鹼)】より

…生成したセッケンの分離,加工工程はケン化法と同様であるが,中和法は自動的に計量された脂肪酸とアルカリを連続的に乳化,中和してセッケンが製造されるので,ケン化法よりはるかに諸効率が向上している。 苛性カリを用いた脂肪酸カリセッケンの場合は塩析による脱水・分離が行われにくいため,通常は塩析を行わずににかわ状のまま製品とする。このため軟セッケンともいわれる。…

※「カリセッケン(カリ石鹼)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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