コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

グリセリン グリセリン glycerin

7件 の用語解説(グリセリンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グリセリン
グリセリン
glycerin

トリオキシプロパン,グリセロールリスリンともいう。化学式 CH2(OH)CH(OH)CH2OH 。三価アルコールで,脂肪酸エステルを形成した形で,石鹸製造の際の副産物である廃液から製造されていたが,近年,プロピレンの塩素化によって得られる塩化アリルからアリルアルコールグリセリンモノクロロヒドリンを経て安価に製造されるようになった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

グリセリン(glycerin)

三価アルコールの一。無色で甘味を有し、吸湿性をもつ粘りけのある液体。油脂の構成成分。医薬・化粧品・爆薬原料などに利用。グリセロール

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

グリセリン

1,2,3−プロパントリオール,グリセロールとも。代表的な3価のアルコール。融点17.8℃,沸点290℃(分解)。無色で粘度・吸湿性が高く,甘味がある。水,エタノールに易溶。
→関連項目不凍液

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

栄養・生化学辞典の解説

グリセリン

 →グルセロール

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

グリセリン【glycerine】

1,2,3‐プロパントリオール,グリセロールglycerolともいう。代表的な3価のアルコール。無色透明,粘度の高い,吸湿性の液体で,甘味がある。グリセリンの名はギリシア語のglykys(甘い)に由来する。油脂(脂肪酸グリセリド)の成分として広く自然界に存在する。1779年K.W.シェーレによってオリーブ油加水分解産物中から発見された。融点17.9℃,沸点290℃(760mmHg),154℃(5mmHg)。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

グリセリン【glycerin】

油脂の加水分解によって、脂肪酸とともに得られる無色透明で甘みと粘り気のある液体。工業的にはプロピレンから合成。三価アルコールで水、エタノールに可溶。化学式 C3H8O3 医薬品・爆薬・化粧料・潤滑剤など広く用いられる。グリセロール。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グリセリン
ぐりせりん
glycerin

別名グリセロール。無色透明の粘性の液で、においはなく、甘い。日本薬局方にはグリセリンと濃グリセリンが収載されている。50%水溶液が便秘の治療に浣腸(かんちょう)用として用いられるほか、坐薬(ざやく)の基剤中に配合される。保湿性、粘滑性を有するので、皮膚や粘膜の保護、軟化の目的で軟膏(なんこう)、クリーム、化粧水など塗布剤の原料として繁用されている。また注射用として脳浮腫(ふしゅ)の治療、眼圧、脳脊髄(せきずい)圧を下げるのに点滴静脈注射として用いられる。日本薬局方製剤には、皮膚のひび、あかぎれなどにあれ止めとして用いられるグリセリンカリ液、殺菌・消毒剤として塗布する複方ヨード・グリセリン、歯科用ヨード・グリセリンのほか、フェノール・亜鉛華リニメント、歯科用トリオジンクパスタに配合されている。[幸保文治]
『エリック・ユンガーマン、ノーマン・O・V・ソンタグ編、中野善郎監訳『グリセリンの科学 香粧品のかぎを握る』(1995・フレグランスジャーナル社) ▽黒崎富裕・八木和久著『油脂化学入門――基礎から応用まで』(1995・産業図書)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

グリセリンの関連キーワードグリセロールアシルグリセロールグリセロールキナーゼグリセロールリン酸グリセロール3-リン酸トリアシルグリセロールトリオースリン酸イソメラーゼトリステアロイルグリセロールプロパントリオール1,2,3-プロパントリオール

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

グリセリンの関連情報