セッケン

化学辞典 第2版「セッケン」の解説

セッケン
セッケン
soap

一般には,高級脂肪酸の塩の総称で,これに類似した性質の樹脂酸ナフテン酸などの塩も含めてセッケンという.しかし,日常,われわれがセッケンというのは高級脂肪酸のアルカリ(とくにナトリウム,カリウム)塩で,アルカリセッケンとよばれ,水溶性で洗浄用に用いられる.そのほかの金属,すなわち,アルカリ土類金属や重金属のセッケンは,金属セッケンとよばれ,水に不溶である.セッケンは水溶液にした場合,いちじるしく表面張力を低下させる作用をもち,起泡力にもすぐれている.また,セッケン分子が会合してミセルを形成し,コロイド溶液の状態を示す.セッケンを分類すると表のようになる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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