カルバマゼピン(その他表記)carbamazepin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルバマゼピン」の意味・わかりやすい解説

カルバマゼピン
carbamazepin

精神運動発作に有効な抗てんかん薬。化学構造的にも薬理学的にも三環系抗うつ剤,特に塩酸オピプラモールに類似する。臨床的には三叉神経痛やこれに関連した神経痛,難治性のしゃっくりにも有効であるが,作用機序は明らかでない。副作用として骨髄機能抑制 (再生不良性貧血,白血球減少症,血小板減少性紫斑病などが起る) ,黄疸,循環器系障害 (高血圧を伴う乏尿,左心室不全,循環虚脱) ,アレルギー,嘔吐などがあるが,非常に有用な薬物である。

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