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カンギュル・テンギュル bKa’ ‘gyur bsTan’gyur

世界大百科事典 第2版の解説

カンギュル・テンギュル【bKa’ ‘gyur bsTan’gyur】

チベット語に翻訳された経典と戒律の仏典群,およびそれらの注釈を含む論典群をそれぞれ指していうチベット名であり,甘殊爾・丹殊爾と音写される。いわゆるチベット《大蔵経》である。それらの大部分は779年から842年ころまでの間にインド,チベット両国の学僧の協力によって訳出され,814年には訳語が統一されて校訂が行われた。密教関係の翻訳の多くは11世紀以後に加えられた。14世紀はじめころ,中央チベット西部のナルタン寺で今日の形にまとめられ,一部にチベット人の著作も含まれる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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