本来の意味は、ちょっと便利な機械装置や気の利いた小道具などのこと。電子機器ではデジタルカメラ、オーディオプレーヤー、PDA(携帯情報端末)、ゲーム機など携帯できる小物などをさす。その後、パソコンのデスクトップやブラウザーなどで動作する小さなアプリケーションソフトを示すことばとして使われるようになった。時計、カレンダー、天気予報、ニュース、付箋(ふせん)、時刻表など、さまざまな機能をもつアプリケーションがある。ウィジェットWidgetともよばれている。
Vista(ビスタ)以降のWindows(ウィンドウズ)でデスクトップ画面に表示されるアクセサリーソフト群がよく知られている。また、Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)、Firefox(ファイアフォックス)、GoogleChrome(グーグルクローム)などのブラウザーで使うためのガジェットもある。マイクロソフトのガジェット、Googleが提供するGoogleガジェットをはじめ、アップルやYahoo!(ヤフー)などでも同様のサービスを提供している。
[編集部]
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...