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ガス圧入法 ガスあつにゅうほうgas injection

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ガス圧入法
ガスあつにゅうほう
gas injection

天然ガスの地下貯蔵と石油2次回収法の一種として利用される方法。石油を生産する場合には,地下で石油に溶け込んでいたガスが地表の温度と圧力の状態では分離される。そのガス量が相当量まとまって換金可能な場合を除いて,ほとんどの場合はその場で火をつけて焼却している。このむだをなくすために,油層の上部のガスキャップの部分に石油から分離されたガスを圧入しておけば,石油の生産に伴う油層の圧力低下をある程度軽減させられると同時に,将来まとまったガス源として利用することができる。油層の圧力低下を軽減させる目的で,別のガス源からのガスを多量に圧入することもある。

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世界大百科事典内のガス圧入法の言及

【採油】より

…水攻法の回収効率は,上述の置換効率と容積掃攻率を乗じて求められる。 水の代りに天然ガスを圧入するガス圧入法は,原油との置換に対する基本的考え方においては水攻法と同様である。しかしガスの粘性は水の粘性に比べ極端に小さく,油層中をガスが先行して流れ,多くの原油を取り残してしまう場合が多い。…

【油田】より

…シミュレーションの結果は,油田の技術的・経済的評価のための基礎となるものである。油層の圧力維持のためにガス(ガス圧入法)または水(水攻法)を層内へ圧入する二次回収作業(二次回収法,二次採油)は,一応20世紀のはじめから実施されてきた。これによって一般に回収率が5~30%向上することが期待される。…

※「ガス圧入法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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