ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガラ族」の意味・わかりやすい解説
ガラ族
ガラぞく
Galla
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…そのなかで最も有力なセム語系のアムハラ族と,近縁のティグレ族が人口の30%を占め,おもに中央高原と北部高原に居住している。亜熱帯の南部地域に居住するオロモ族(ガラ族)はクシ語系に属し,人口では最大で,アムハラをやや上回っている。南西部のシダモ族(9%),南東部の乾燥地帯に居住するソマリ族(6%)もクシ語系に属する。…
…エチオピア中西部(ショア,ワラガ地方),中東部(ハラール地方)および南部(アルシ,バレ,シダモ地方)からケニア北部(マルサビット地方),東部(タナ川流域)にわたる広い地域に住む。ガラGalla族とも呼ばれる。その言語は,アフロ・アジア語族の低地東クシ系に属し,いずれも同一の言語ガリニヤを話す。推定人口800万~1000万。細かくは,マチャ,トゥラマ,ウォロ,東部ガラ(イトゥ・コットゥ),アルシ,グジ,ボラナ,ガブラ,オルモ等に分かれる。…
※「ガラ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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