キアーロスクーロ(その他表記)chiaroscuro

翻訳|chiaroscuro

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キアーロスクーロ」の意味・わかりやすい解説

キアーロスクーロ
chiaroscuro

絵画技法の一つで明暗法のこと。絵画において,画面や描かれた物体に立体感,距離感をもたせるために,光と陰影との明暗コントラストを強調して描く方法をいう。ルネサンス時代に追究され,レオナルド・ダ・ビンチ,M.カラバッジオにおいて完成の域に達し,バロック時代には大いに活用された。レンブラントのすぐれた明暗法は有名である。また単色の明暗の調子のみで表わされた素描,あるいは絵もいう。絵画では A.マンテーニャの『サムソンデリラ』 (ロンドン,ナショナル・ギャラリー) などが有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む