キップのガス発生器(読み)キップのガスはっせいき(その他表記)Kipp's gas generator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キップのガス発生器」の意味・わかりやすい解説

キップのガス発生器
キップのガスはっせいき
Kipp's gas generator

大理石硫化鉄などの固体希塩酸希硫酸などの液体を作用させて,連続的に二酸化炭素硫化水素などの気体を発生させるのに実験室で使われる装置オランダの化学者 P.キップの発明による。今日では実際研究にはほとんど使われない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のキップのガス発生器の言及

【キップの装置】より

…キップのガス発生器Kipp’s gas generatorとも呼ばれる。塊状の固体試料と液体試料とを反応させて気体を発生させるための装置。…

※「キップのガス発生器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む