キリンケツ

百科事典マイペディア 「キリンケツ」の意味・わかりやすい解説

キリンケツ(麒麟血)【キリンケツ】

インド〜東南アジアに分布するヤシ。葉は羽状複葉で,ふつう先端がむち状に長く伸びる。果実から赤色樹脂を分泌するのでこの名がある。樹脂は漢方では収斂(しゅうれん)止血薬とされ,また家具歯磨粉着色料とされた。茎は籐(とう)細工に利用される。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のキリンケツの言及

【トウ(籐)】より

…トウ属Calamus,キリンケツ属Daemonoropsなど,熱帯に産する数種のつる性ヤシ類の総称(イラスト)。茎は籐いすや籐細工に用いられる。…

※「キリンケツ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む