収斂(読み)しゅうれん

デジタル大辞泉の解説

しゅう‐れん〔シウ‐〕【収×斂】

[名](スル)
縮むこと。引き締まること。また、縮めること。収縮。「血管を収斂させる」
一つにまとまること。また、まとめること。集約。「意見が収斂される」
租税などを取り立てること。
生物学で、系統の異なる生物どうしが、近似した形質をもつ方向へと進化する現象。相近。
収束23」の旧称

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大辞林 第三版の解説

しゅうれん【収斂】

( 名 ) スル
ちぢむこと。ちぢめること。 「血管の-が起こる」
〘数〙 「収束しゆうそく」に同じ。
〘物〙 「集束しゆうそく」に同じ。
系統の異なる生物が、次第に似た形質をもつように進化すること。相近。
租税を取り立てること。収税。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

しゅう‐れん シウ‥【収斂】

〘名〙
① あつめ、ひきしめること。また、収縮すること。収縮させること。また比喩的に、多くの要素・条件などがある一つのものに集約すること。
※藤樹文集(1648頃)五「窮経之法、以斂身心而立至徳之大本主」
② 穀物などをとりおさめること。収穫。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔荘子‐譲王〕
③ 租税を取り立てること。収税
※続日本紀‐養老五年(721)六月乙酉「京及諸国、因官人月俸、収斂軽税
※輿地誌略(1826)一「千五百年代の末、玉凾抜人呂(ヨハンバシロ)王収斂を好で、人民を愛せず、管内の乱を致す」 〔礼記‐月令〕
④ =しゅうそく(収束)③〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕

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