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クタドグ・ビリク Qutadghu Bilig

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世界大百科事典 第2版の解説

クタドグ・ビリク【Qutadghu Bilig】

中央アジアのカラ・ハーン朝の首都であったカシュガルで,大侍従のユースフYūsufが1069∥70年に,カラ・ハーン朝トルコ語を用いて韻文で著した君主のための道徳書。書名は〈幸福になるために必要な知識〉の意。正義,幸福,知恵,満足を象徴する4人の登場人物が問答を交わすという形式をとって,君主の生活に必要な心得を説く。現存するトルコイスラム文学作品の最古の著作として重要。【間野 英二】

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のクタドグ・ビリクの言及

【ウイグル語】より

…(1)古代ウイグル語 突厥(とつくつ)語に次いで古い古代チュルク語(チュルク諸語)の一つ。東トルキスタンで活躍したウイグル族の言語。8世紀ないし15世紀の文書・碑文がある。仏教,マニ教,法律に関するものが多い。しかし,最も重要な文献はユヌフ・ハヌ・ハジブが1069‐70年に作った《クダドグ・ビリク》と称する教訓詩である。ウイグル文字で書かれたものが多いが,ソグド文字,マニ文字で書かれたものもある。(2)現代ウイグル語 トルキスタンで現代ウイグル語といわれている言語。…

※「クタドグ・ビリク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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