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クリマティウス くりまてぃうす

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クリマティウス
くりまてぃうす
[学]Climatiiformes

棘魚(きょくぎょ)綱クリマティウス目の魚類。シルル紀前期から石炭紀初期に現れた棘魚類のなかでも原始的な目の一つ。体長10センチメートル内外の小形の魚類で、体はガノイン鱗(りん)(棘魚類と初期の硬骨魚類にみられる硬くて厚い菱(ひし)形の鱗(うろこ))で覆われ、発達した棘(とげ)が尾びれを除くすべてのひれにある。腹側に一連の副対鰭(ふくついき)がある。棘魚類は後の魚類の祖先型に近いと考えられている。[籔本美孝]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のクリマティウスの言及

【棘魚類】より

…棘魚類のあごの構造はよく研究されているが,無顎類の前方のえらの骨のうち前方のものが変化してあごの骨が生じたと考えられている。棘魚類の代表的なものにはシルル紀からデボン紀初期にかけての地層から発見されているクリマティウスClimatiusや二畳紀のアカントデスAcanthodesなどがある。大きさは数cmから数十cmのものまである。…

※「クリマティウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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