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魚類時代 ぎょるいじだい

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

魚類時代
ぎょるいじだい

地質時代において多くの魚類が出現した時代。古生代デボン紀をさしていう。カンブリア紀後期から現れ始めた魚類はデボン紀になると爆発的な進化を遂げ、魚類のおもな分類群(綱)がすべて出現した。それで、この時代は魚類時代とよばれる。デボン紀における重要なできごとは、外骨格をもつ無顎(むがく)類の繁栄と絶滅、棘魚(きょくぎょ)類の繁栄と衰退、板皮(ばんぴ)類のコッコステウス類(節頸(せっけい)類)の発展と絶滅、そして、中期の硬骨魚類の発展である。スコットランドのほか、カナダのスコウメナック湾、ノルウェーのスピッツベルゲン、中国などの魚類化石がよく知られている。[籔本美孝]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の魚類時代の言及

【デボン紀】より

…約4億0800万年前から3億6000万年ほど前までのおよそ4800万年の期間を指す。シルル紀後期からこの紀の前半までは,主として海生無脊椎動物が繁栄していたが,そのころから甲冑魚類(甲皮類)や板皮類などの原始魚類が栄えはじめ,全体としてデボン紀は魚類時代とも称される。また,この紀は植物が初めて陸上へ進出する時でもあり,デボン紀初期のライニアなど古生マツバラン類がその先駆者となった。…

※「魚類時代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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