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クーポン制 くーぽんせいcoupon system

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クーポン制
くーぽんせい
coupon system

クーポンを用いた信用販売クーポンは一般に、商品やサービスと引き換えることのできる回数券、景品券、優待券、配給券、利札をさす。第二次世界大戦後、一般小売商が大規模小売商に対抗するために協同で発展させた信用販売方式を、とくにクーポン制とよぶ。信販会社や協同組合組織の専門店会が発行するクーポンを、契約者(会社等の職域団体、保証金を積んだ個人等)に渡し、契約者はそれによって必要な商品・サービスを購入する。販売者は、クーポン発行組織から代金を回収する。商品購入切符、宿泊券、旅行券等は、その代表的なものである。会社等は、利用者から給料差し引きで分割払いするから、クーポン制は分割払い信用販売つまり割賦販売と同じになる。
 1960年代以降、クレジットカードの急速な普及とともにクーポン制は衰退に追い込まれた。なお、雑誌やちらしに印刷され、切り離して使用する各種割引券は、簡易なクーポンとみなされる。[森本三男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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