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グリヒヤ・スートラ グリヒヤ・スートラ Gṛhya-sūtra

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グリヒヤ・スートラ
グリヒヤ・スートラ
Gṛhya-sūtra

マウリヤ朝の時代,あるいはその前後の時期に,ベーダ聖典の補助文献としてつくられたバラモン教経典の一つ。古くからあった家庭内の祭祀,儀礼を要約して述べたもので,そのなかには原始インドヨーロッパ人の風習の名残りをとどめている場合もある。

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世界大百科事典内のグリヒヤ・スートラの言及

【家】より

…そこから同じ家屋内に住む家族をさし,そこには同居の隷属民と奴隷を含む場合もある。家での祭式は非常に重要であって,前4世紀ごろまでに《グリヒヤ・スートラGṛhya‐sūtra(家庭経)》がバラモンの間でつくられ,結婚式や葬式を含む家での祭式が詳しく規定された。家長はグリハメーダgṛhamedha,グリハパティgṛhapatiなどとよばれ,仏教経典と碑文ではグリハパティは富裕な商人や農民を意味し,〈居士〉と漢訳された。…

【カルパ・スートラ】より

…ベーダ聖典に定められた祭式を行うために必要な規則を網羅した《カルパ・スートラ》もその一つで,6種中もっとも重要視されている。(1)シュラウタ・スートラ(天啓経),(2)グリヒヤ・スートラ(家庭経),(3)シュルバ・スートラ(祭壇経),(4)ダルマ・スートラ(律法経)の4部門に分かれている。(1)はバラモンが司祭となって行う,大規模な公的祭式の規則を集めたもので,ベーダ文献から実用に必要な要点のみを抽出しており,古代インドの宗教儀礼を知るために不可欠の文献として重視される。…

※「グリヒヤ・スートラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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