ゲッターポンプ

化学辞典 第2版 「ゲッターポンプ」の解説

ゲッターポンプ
ゲッターポンプ
getter pump

多量の活性金属蒸着膜をつくり,それに気体を吸着させることでポンプ作用をするものをいう.現象的にはこのほかにゲッターイオンポンプ,スパッターイオンポンプ,ソープションポンプクライオポンプもゲッターポンプの一種である.ゲッターポンプの材料としてはチタンがもっとも多く使われている.チタンの蒸着膜を液体窒素で冷却すると,排気速度到達圧力の改善に有効である.ゲッターポンプの排気機構は,金属膜と活性気体間の化学吸着であるので,不活性気体に対しては排気能力がない.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゲッターポンプ」の意味・わかりやすい解説

ゲッターポンプ

「イオンポンプ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む