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コオウレン Picrorhiza kurrooa Royle

世界大百科事典 第2版の解説

コオウレン【Picrorhiza kurrooa Royle】

高山の草地に生えるゴマノハグサ科の多年草(イラスト)。太い根茎の先に多くの葉が密生する。葉はさじ形または卵形で,長さ3~6cm。葉の間から花茎を伸ばし,花茎は高さ5~10cm,先に長さ2cmほどの総状花序をつくり,夏,十数個の小さな白色または紫青色の花をつける。花冠は短い筒状の唇形,上唇1枚は大きく,下唇は短くて3裂する。おしべ4本。蒴果(さくか)は卵形。ヒマラヤ西部からカシミールに分布する。コオウレン属Picrorhizaには2種類あり,もう1種P.scrophulariiflora Pennellはヒマラヤ東部のネパール,チベットから中国の雲南省,四川省にみられる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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