コッセル線(その他表記)Kossel line

法則の辞典 「コッセル線」の解説

コッセル線【Kossel line】

コッセル効果*によって,結晶格子面からブラッグ角*だけ傾いた直線は,結晶を頂点とする円錐面上にあるが,これが写真乾板(もしくはフィルム)と交わるところに生じるところに出現する線をいう.なおコッセルはもともと電子線によって1934年にこの現象を認めたので,X線によるほうは翌1935年にボルマン(G. Borrmann)が発見した.そのためにこちらを区別してボルマン線*と呼ぶべきだという権威筋も多い.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む