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サオ族 サオぞくSao

世界大百科事典 第2版の解説

サオぞく【サオ族 Sao】

アフリカ中央部,チャド湖の南端から,シャリ川をはさんで東に40km,西に60km,南東へ200kmの広い地域に,10世紀ころから16世紀ころまで住んだ部族。彼らは各地に多くの集落をつくり,ていねいに死体を埋葬した。伝承によると,サオ族は〈おそろしい力の巨人〉であったという。これはナイル川上流の長身のクシュ族(クシュ王国)の末裔であることを意味する,との説がある。サオ族はその後継者であるコトコ族Kotokoとともに金属器文化を有し,失蠟法で青銅製品を鋳造し,鉄製品もつくったが,それらの多くは装身具であった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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