サズ

百科事典マイペディア 「サズ」の意味・わかりやすい解説

サズ

トルコの洋梨形の木製共鳴胴と長い棹をもつリュート属撥弦楽器。複弦3コースの金属弦。棹にナイロン糸を巻きつけた可動フレット。右手に小さなばち(現在はプラスチック)を持って奏する。おもに民謡や語り物の伴奏に用いられるが,歌や踊りの旋律を自由にアレンジして,即興的に独奏することもある。大きさによりジュラcura(小型),バーラマ(中型),ボズクbozuk(大型)などの名称がある。西アジアのセタール,中央アジアのドゥタールギリシアブズキなどと関連が深い。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む