デジタル大辞泉 「ブズキ」の意味・読み・例文・類語 ブズキ(〈ギリシャ〉bouzouki) 《「ブズーキ」とも》ギリシャの民俗楽器。梨なし形の胴にフレット付きの細く長い棹さおをもつリュート型撥弦はつげん楽器。金属弦をプレクトラム(ピック)で奏する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「ブズキ」の意味・わかりやすい解説 ブズキ ギリシアの洋梨形の木製共鳴胴と長い棹をもつリュート属撥弦楽器。伝統的には複弦3コースの金属弦。棹には金属製のフレットがついている。即興的な独奏やレベティカの伴奏に用いられる。伝統的な即興演奏はトルコのマカームに基づいているが,1940年代以降の西洋の長音階や短音階に基づくものは,複弦4コースの楽器で弾かれる。トルコのボズクが改良された民俗楽器とされる。→サズ 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報