サモトロール油田(読み)サモトロールゆでん(英語表記)Samotlor oil field

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サモトロール油田
サモトロールゆでん
Samotlor oil field

西シベリアで 1965年に発見されたソビエト連邦最大の油田。産油量は 1981年に日量約 300万バーレルを記録したが,早い時期から水の圧入を行なうなど生産拡大を進めたため,1990年代には減退期に入った。1990年代末には日量 30万バーレルまで落ち込んだが,その後先進的技術の適用により日量約 75万バーレルを回復したとされた。ロシア企業チュメニオイル TNKとイギリスの BPの折半出資企業として 2003年に設立された TNK-BPが,生産にあたる。

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世界大百科事典 第2版の解説

サモトロールゆでん【サモトロール油田 Samotlorskoe】

西シベリア低地帯,オビ川中流域に位置する同地域最大の油田。西シベリアでは1930年代前半から地質調査が行われたが,この地域で初めての商業的油田(シャイム油田)が発見されたのは60年,本油田が発見されたのは65年,生産が開始されたのは69年である。同年末からは水攻法も実施されている。本油田の埋蔵量は約274億バレルと推定され,世界第5位である。生産量は82年には日産300万バレルでガワール油田に次いで世界第2位であったが,93年には日産85万バレルと減退している。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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