サモト遺跡(読み)さもといせき

日本歴史地名大系 「サモト遺跡」の解説

サモト遺跡
さもといせき

[現在地名]住用村城 池平

住用湾の奥部、山手から流れ込む金久田かねくだ川によって発達した標高八―一〇メートルの砂丘上にある。縄文時代晩期および古墳時代に相当する時期、および中世から近世にわたる遺物が出土している。縄文晩期の遺物として、土器は面縄西洞式・犬田布式・喜念I式・宇宿上層式など、石器は櫛歯状磨製石器・磨製石斧・石皿・敲石・磨石・石錘などがみられる。遺構は大型の住居跡一基、小型住居跡六基、集石二基が発見されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む