サモト遺跡(読み)さもといせき

日本歴史地名大系 「サモト遺跡」の解説

サモト遺跡
さもといせき

[現在地名]住用村城 池平

住用湾の奥部、山手から流れ込む金久田かねくだ川によって発達した標高八―一〇メートルの砂丘上にある。縄文時代晩期および古墳時代に相当する時期、および中世から近世にわたる遺物が出土している。縄文晩期の遺物として、土器は面縄西洞式・犬田布式・喜念I式・宇宿上層式など、石器は櫛歯状磨製石器・磨製石斧・石皿・敲石・磨石・石錘などがみられる。遺構は大型の住居跡一基、小型住居跡六基、集石二基が発見されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む