サンタ・マリア・デレ・グラツィエ聖堂[ミラノ](読み)サンタ・マリア・デレ・グラツィエせいどう[ミラノ](英語表記)Santa Maria delle Grazie, Milano

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

サンタ・マリア・デレ・グラツィエ聖堂[ミラノ]
サンタ・マリア・デレ・グラツィエせいどう[ミラノ]
Santa Maria delle Grazie, Milano

イタリア,ミラノにあるドミニコ修道会聖堂。バシリカ式の本堂は 1460年代に完成。内陣部はブラマンテ設計により 1492~97年 (1480年代末に始められ,1490年代を通じて工事が継続していたとする説もある) に建造された。集中式聖堂で,外観は煉瓦壁にメダイヨンを規則的に並べた優雅な構成である。付属修道院食堂のレオナルド・ダ・ビンチ壁画『最後の晩餐』が有名。 1980年世界遺産の文化遺産に登録。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android