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サン・シラン Saint‐Cyran

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世界大百科事典 第2版の解説

サン・シラン【Saint‐Cyran】

1581‐1643
フランスの神学者。本名デュベルジエ・ド・オーランヌJean Duvergier de Hauranne。サン・シラン修道院長であったためこの名で呼ばれる。学生時代にヤンセンと親交を結び,聖書と教父の研究に打ち込むが,1620年オラトリオ会の創設者ベリュルP.de Bérulleと出会い,その影響下に教会改革の必要を痛感する。35年ポール・ロアイヤル女子修道院の指導を引き受け,ポール・ロアイヤル運動に深くかかわる。

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世界大百科事典内のサン・シランの言及

【ポール・ロアイヤル運動】より

…1625年パリに分院(ポール・ロアイヤル・ド・パリ)が作られ,48年に再開された本院はポール・ロアイヤル・デ・シャンと呼ばれた。修道院は1635年からサン・シランの指導を受けるが,37年には彼の影響下に回心し現世での栄達を捨てて修道院の近辺に隠遁生活を送る男性信徒の小集団が成立し,以後ポール・ロアイヤルは両者の総称として用いられることになる。サン・シランを師と仰ぎ,その弟子A.アルノーを理論的指導者とするポール・ロアイヤルはカトリック宗教改革運動の一翼を担うが,他方ジャンセニスムの本拠地とみなされ,教権,俗権の双方から数々の弾圧を受け,1709年修道院は閉鎖され,運動は終りをつげた。…

※「サン・シラン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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