サーフライディング(その他表記)surf riding

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サーフライディング」の意味・わかりやすい解説

サーフライディング
surf riding

高波海岸で行なう波乗り遊び,およびその競技。 (1) 一般的にサーフィンとよばれる,大型のボードで行なうロングボードサーフィン,(2) 用具を使わないボディサーフィン,(3) ボードの上に腹ばいになり,フィン (足ひれ) を着けて行なうボディボード,(4) 長さ 1.2~1.8m,幅約 50cmのボードないしサーフマットの上に腹ばいになるベリーボードサーフィンなどがある。オセアニアでは伝統的に行なわれていたが,ハワイ出身の水泳選手デューク・パオア・カハナモクがアメリカ合衆国のカリフォルニアで広めたことでスポーツとして世界的に認知されるようになり,1953年,ハワイで第1回世界選手権大会が開催された。 1964年オーストラリアのシドニーで国際サーフィン連盟 International Surfing Federation; ISF (1976年 International Surfing Association; ISA改称) が,1976年世界プロサーフィン連盟 Association of Surfing Professionals; ASPが設立。日本では 1960年代から七里ヶ浜九十九里浜などで行なわれるようになり,サーファー人口の増加に伴い 1981年,日本プロサーフィン連盟が創立。また 1990年代からボディボードが流行し始め,2006年に日本プロフェッショナルボディボーディング連盟が創立した。

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