シアーバターノキ(英語表記)shea butter tree

世界大百科事典 第2版の解説

シアーバターノキ【shea butter tree】

熱帯アフリカに分布するアカテツ科の常緑高木で乳液を有する。種子からは有名なシアーバターがとれる。小枝は太く,表面は大きな葉のついていた跡が残り,あらい。うすい革質の葉は小枝の先端に多数集まり,互生し,長楕円形,長さ8cm内外,先端はつぶれ,基部はややとがり,ふちに鋸歯はなく,若葉は裏面に赤褐色の毛を密布する。葉柄は長さ1~2cm。花は葉腋(ようえき)に単生し,径1cmぐらい。果実は卵円形で長さ3cmぐらい。

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世界大百科事典内のシアーバターノキの言及

【油】より

…この植物は単位面積あたりの油脂成分の生産量がずばぬけて高いゆえに,現在では東南アジア一帯で広く商業的に栽培されている。西アフリカにはアブラヤシ以外に,その地の外には出なかったシアーバターノキと呼ばれる有望な油料植物がある。種子から融点38℃のバターのような油脂が採集される。…

※「シアーバターノキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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