シエムレアプ(その他表記)Siěmréab

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シエムレアプ」の意味・わかりやすい解説

シエムレアプ
Siěmréab

別綴 Siem Reap。カンボジア北西部の町。首都プノンペンの北西約 230km,トンレサップ湖の北岸近くにある。米作地帯の中心地で,周辺には雨季に増水するトンレサップ湖の水を利用して灌漑網が広がる。町の北方には9~15世紀にクメール王国の首都として栄えたアンコールがあり,その壮大な遺跡が保存されている。プノンペンからタイへ通じる道路に沿う。人口1万 3000 (1987推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む