シッキム条約(読み)シッキムじょうやく

改訂新版 世界大百科事典 「シッキム条約」の意味・わかりやすい解説

シッキム条約 (シッキムじょうやく)

1890年(光緒16)清朝イギリスとのあいだに結ばれた条約。1887年,チベット軍がシッキム侵入,これに対しイギリスが介入しシッキムを占領した。この問題処理のため,チベットの宗主であった清朝とイギリスのあいだで締結されたのがシッキム条約で,清はシッキムへのイギリスの保護権を承認し,チベット・シッキム間の国境等も定めた。この条約で,ヒマラヤ南域におけるイギリスの地位は決定的なものとなり,さらにチベット進出への道も開かれた。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む