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シッフ Jacob Henry Schiff

世界大百科事典 第2版の解説

シッフ【Jacob Henry Schiff】

1847‐1920
アメリカ銀行家。ドイツのフランクフルト・アム・マインに生まれ,18歳でアメリカへ移住し,のちにアメリカ有数の銀行家となった。ユダヤ教徒で,ユダヤ人の教育・文化の振興に多大の援助を惜しまず,またとくにロシアでのユダヤ人迫害を弾劾した。日露戦争にあたってはロシアへの憎悪から対日借款実現に努力した。アメリカに対する忠誠心と宗教上の理由からシオニズムに反対したが,バルフォア宣言後はパレスティナへのユダヤ人の入植を支持した。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のシッフの言及

【クーン=ローブ財閥】より

…アメリカの投資銀行は成立ちにより大きく3グループに分けられるが,クーン=ローブは,そのうちドイツ系ユダヤ人移民を始祖とするものの代表格である。起源はクーンAbraham KuhnとローブSolomon Loebという義兄弟が営んでいた雑貨店(1850ころ創業)にさかのぼるが,クーン=ローブ商会の投資銀行としての名を高からしめたのは,1875年以降パートナーに加わったローブの女婿シフJacob H.Schiffの働きによる。同商会は,当時の鉄道ブームのなかで,もっぱら鉄道債券の引受け・分売のリーダーにのしあがり,ユニオン・パシフィック鉄道の支配をめぐりモルガン商会と争ったことは歴史上よく知られている事件である。…

※「シッフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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