コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

シャジャル・アッドゥッル Shajar al‐Durr

1件 の用語解説(シャジャル・アッドゥッルの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

シャジャル・アッドゥッル【Shajar al‐Durr】

?‐1257
マムルーク朝初代スルタン。在位1250年。イスラム史上唯一の女性スルタン(出生は不明であるが,トルコまたはアルメニア系か)。宮廷の奴隷女官であったが,アイユーブ朝第7代スルタン,サーリフの寵愛をうけて正妻となり男児を生む(幼少で没)。第7回十字軍エジプトを襲ってデルタ地帯を南下中に夫が死去するが,これを隠して国難を救う。義理の息子の第8代スルタンが父の私兵たち(バフリー・マムルークとよばれる奴隷軍団)によって殺害されると,彼らに推挙されてスルタンとなり,エジプトの地を統治(80日間)する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のシャジャル・アッドゥッルの言及

【マムルーク朝】より

… バフリー・マムルークは軍団の兵舎がナイル川(バフル)のローダ島にあり,ブルジー・マムルークはカイロの城塞(ブルジュ)に兵舎があったことに由来する。アイユーブ朝の奴隷軍団であったバフリー・マムルーク軍は,1250年クーデタを起こして新王朝を樹立し,宮廷女奴隷出身のシャジャル・アッドゥッルを初代スルタンに推戴した。第2代スルタンのアイバクはシリアに残存するアイユーブ朝勢力をたたき,上エジプトのアラブの反乱を鎮圧したが,王朝の基礎を固めたのは第5代スルタンのバイバルス1世であった。…

※「シャジャル・アッドゥッル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

シャジャル・アッドゥッルの関連キーワードスルタンセルジューク朝バイバルスマムルークマムルーク朝ムルタンマリクシャーダークルームホームルーム活動

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone