アイバク(読み)あいばく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アイバク」の意味・わかりやすい解説

アイバク
Qutb al-Dīn Aibak

[生]?
[没]1210
インド,ムスリム王朝である奴隷王朝創始者 (在位 1206~10) 。ゴール朝ムハンマド (→ムハンマド・ゴーリー ) の武将としてゴール朝のインド領を支配していたが,ムハンマドの死後,独立してデリーを都とする王朝を創始した。デリー郊外に現存する有名なイスラム建築クトゥブ・モスクは彼の時代建設に着手したもの。

アイバク
Aybāk

アフガニスタン中央北部,サマンガーン州の州都カブール北西 310km。サマンガーン川左岸に位置する。周辺の灌漑農耕地帯の中心地で,近くストゥーパなど仏教遺跡 (2~5世紀) が多い。市内には昔ながらの活況を伝える市場がある。人口約4万。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アイバク」の意味・わかりやすい解説

アイバク
あいばく

クトゥブッディーン・アイバク

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