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シャブダ Śabda

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シャブダ
Śabda

サンスクリット語で,本来は声,音の意であるが,インドの哲学諸派では,これを認識方法の一つとし,「信頼すべき人の言葉」の意味に使った。聖教量と訳す。ミーマーンサー学派によれば語 (シャブダ) は単なる音声ではなくて,音声を超越して実在するものである。音声は無常であるが,語は音声と意味との媒介体であって常住であるとした。ニヤーヤ学派やバイシェーシカ学派はミーマーンサー学派の語常住論に反対した。言葉の形而上学を確立したバルトリハリは,語と意味との結合関係は常住不変であり,語の本性はスポータ sphoṭaと称する特殊な基体であるとした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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