シャモニーモンブラン(読み)しゃもにーもんぶらん(その他表記)Chamonix-Mont-Blanc

デジタル大辞泉 「シャモニーモンブラン」の意味・読み・例文・類語

シャモニー‐モンブラン(Chamonix-Mont-Blanc)

シャモニー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シャモニーモンブラン」の意味・わかりやすい解説

シャモニー・モンブラン
しゃもにーもんぶらん
Chamonix-Mont-Blanc

フランス南東部、オート・サボア県の町。西部アルプス、モンブラン北麓(ほくろく)のシャモニーの谷にあり、アルプス観光とウィンタースポーツの中心地、モンブランの登山基地。人口9830(1999)。標高1037メートル。アルブ川が市内を流れ、アルプス最高峰モンブラン(4808メートル)をはじめとする高山が北から東にかけてそびえ立つ。長大なモンブラン・トンネルを経て、自動車道路がイタリア側のクルマユールに通じ、エギュイーユ・デュ・ミディ山などへはロープウェーの便がある。アルプス最大の氷河メール・ド・グラスを含む氷河群が、谷間の耕地付近まで下りている。土壌肥沃(ひよく)でないが、よく耕され、穀物亜麻(あま)、ジャガイモを産する。高地の牧草地(アルプ)には家畜が放牧される。国立スキー登山学校がある。第1回冬季オリンピック(1924)開催地。

[大嶽幸彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android